バイクに乗る喜びをすべての人に!“ヤマハライディングアカデミー(YRA)”

ヤマハ発動機販売が、年25回のペースで全国開催している“ヤマハライディングアカデミー(通称:YRA)”。2026年9月26日には、参加者の年齢を“35歳以下”に限定した、“YRA ヤマハバイクレッスン35歳以下限定”を実施した。

文・写真:谷田貝 洋暁

 

公道デビューを目標にした“超”初心者向けスクール

YRAの講習で使用するバイクは、ヤマハの250ccモデル・MT-25。車両とライダーのダメージを軽減するバンパーが取り付けられており、中には50㎜ほどローダウンされている車両もある。

 

せっかく時間とお金をかけてバイクの免許を取得したのに、バイクに乗っていない“断念ライダー”は意外と多い。クルマと違い、路上での実技講習のないバイク免許教習は、いざ免許を取っても運転の自信のなさからバイクデビューまでたどり着けない、そんな“断念ライダー”を生みがちなのだ。
そんな自信のなさもあって、バイク免許を取ったはいいがバイク購入を後回しにしているうちに月日が経過。さらに運転操作に自信がなくなってしまった…、なんていうライダーがものすごく多いのだ。
そんな“断念ライダー”を救済すべく、ヤマハ発動機販売が行なっているのが、この“ヤマハライディングアカデミー(以下:YRA)”である。

 

バイクはもちろん、ヘルメットや装具、レインウエアを持っていなくてもYRAは受講できる。会場は、公共交通機関でアクセスしやすい場所で開催される。

 

講習内容は“バイクの操作”を思い出すところからスタート!

キー操作からのエンジン始動なんていう、バイクの操作の初歩から思い出させてくれるのがYRAの特徴。

 

そんな“断念ライダー”向けの内容としているため、YRAの講習内容は超初歩からスタート。エンジン指導方法や、左右のレバーの使い方。シフトチェンジといった操作説明からスタート。
実車を使った講習に関しても、いきなり“乗ってみましょう!”ではなく、バイクを押し引きする取り回しの仕方から始まる。これなら免許取得からブランクが開いてしまっていても、ゆっくり確実にバイクの操作方法を再習得できる。

 

講習内容には、バイクへのまたがり方やバイクの押し引きも組み込まれているから、すっかりバイクの操作を忘れてしまった…なんてライダーも安心だ。

 

クローズドコースで“走る”、“止まる”、“曲がる”を反復練習

YRAは、バイクの運転の仕方はもちろん、バイクに乗る楽しさも思い出させてくれる。

 

そんなバイクに慣れたところで行なうのが、発進と停止。“スロットルを開けてクラッチをつなぐ”、“スロットルを戻してブレーキをかける”なんてところからスタート。
取材していて感じるのは、とにかく講習プログラムでは、“走る”、“止まる”、“曲がる”の基礎をみっちり練習するということだ。最初は、“走る”、“止まる”といった要素を個別に行なう。ライダーが慣れてきたところで、“走る”、“止まる”、“曲がる”といった操作を複合的に行なえるような内容を反復練習。

 

参加者がバイクの操作に慣れたところを見計らって“走る”、“止まる”、“曲がる”の要素が複合する講習へ移行。“ブレーキングからのギヤチェンジを行ない旋回する”といった、より公道に近い走行状況を体験する。

 

おもしろかったのは、朝、プログラムが始まったころは免許取りたてのライダーの方が、明らかに運転が上手なのが目に見えてわかるのだが、午後になると、免許取りたてのライダーと、ブランクの開いた“断念ライダー”との技術差がそれほど目立たなくなっていること。

 

教習所では教えてくれない“安全なUターンの仕方”など、より公道走行を見すえた実践的なテクニックをYRAでは教えてくれる。

 

このあたりは、YRAのインストラクターたちが積み重ねてきた講習プログラムのすごさである。朝一のミーティングでは、参加者が順番に、“免許歴や普段バイクに乗っているか?”などの自己紹介を行なうのだが、驚いたのはインストラクターたちが、その自己紹介の内容を逐一メモしていること。
初心者といっても、“今現在バイクに乗っているライダー”と“バイク免許を取ったばかりのライダー”、“数年前に免許取得したがそれ以来バイクに触ってないライダー”では、技術や自信の差が大違い。YRAのインストラクターは、そんな個人に合わせた教習を心がけているというわけなのだ。

 

参加者の技量はそれぞれ。自己紹介の後ろで、ステップアップの鍵となりそうな項目をヒアリングするインストラクターたち。

 

当然、ライダーには得手不得手があり、苦手な項目が見受けられるライダーには、集中的なアドバイスを行なったりすることもあるという。そのおかげか、YRA受講者の公道デビュー率はほぼ100%だとか。自信がなくてもYRAを受講すれば、とにかく公道へ出る自信が付くというわけである。

 

YRAでは、参加者2、3人に対してインストラクターが1人と、サポートは手厚い。だからこそ参加者の技量に合わせた適切なアドバイスができる。

 

最後はいよいよ公道デビュー!

いよいよ、待望の公道デビュー! バイクの教習所では教えてくれない公道デビューの仕方をYRAなら教えてくれるのだ。

 

昼食後、クローズド環境で、“走る”、“曲がる”、“止まる”の要素を組み合わせた複合的な内容を行なったらいよいよお待ちかねの公道走行へ出る。目的地は会場から30分ほどの場所で、往復約1時間のツーリング。

 

5人ほどのグループに分かれて出発。前と後ろにはインストラクターが付いてくれるので安心!

 

YRAのプログラムの内容は、とにもかくにも公道デビューをすることを目標としている。公道を走る自信さえつけば、バイクがなくてもヤマハバイクレンタルなどでバイクを借りて乗ることも可能となる。
実際、受講者の中には、まずYRAで公道走行を体験し、そのあとはレンタルバイクを借りて自主練習。自信が付いたところでバイクを購入するというライダーが多いそうだ。

 

スクール終了後には、希望者を対象に試乗車の体験走行の時間が設けられる。この日は、軽二輪クラスで高速道路も走れる“XSR155”と、原付二種クラスのオフロードバイク“WR125R”が用意された。

 

YRA参加者Voice

残念ながら雨天に見舞われた千葉県野田市会場。だが、YRAは基本的に雨天決行。こんな日に初心者向けの講習をやらなくても…と思ったのだが逆だった。12人の参加者はそんな悪天候にもめげないどころかなんだか楽しそう。

 

雨にも負けず、楽しそうにバイクに乗る参加者。“バイクに乗りたい!”という強い気持ちが伝わってくる。

 

話を聞いてみると、「コンディションの悪い雨の日に公道デビューできたのなら、晴れた日なら楽勝ですよね! がんばります!!」といった感じでみなさんポジティブ。“せっかく取ったバイクの免許を寝かせておきたくない”という強い意志が感じられた。ちなみにこのYRA、2026年は26回ほど実施(公道デビューを目指す“オンロードレッスン&ツーリング”は年間11回)。とくに“オンロードレッスン&ツーリング”のプログラムは人気で、なんと抽選倍率は10倍にもなる会場もあるそうだぞ!

 

大村さん(30代)

バイクの免許を2年前に取ってそれから一度もバイクに触ってないという大村さん。“やっぱりバイクに乗りたい!”と一念発起して参加。「免許取得から随分経ってしまいましたが、乗れば意外と乗り方は覚えてますね。YRAのおかげでバイクデビューの自信が付きました!」

 

梅酒さん(20代)

1ヶ月前にバイク免許を取ったばかりだそうで、“よりバイクデビューを確実にする”ために参加。「YRAのスクールで公道デビューして、ヤマハバイクレンタルで練習して、それからバイクを買おうと思ってます」とのこと。「バイクを持ってなくても参加できるライディングスクールの存在は貴重ですよね!」

 

岡本さん(10代)

「レッスンに使う車両がMT-25と聞いて参加を決めました!」という岡本さんはなんと10代! 免許も1ヶ月前に取得したばかりで、現在愛車選びの真っただ中だとか。気になるMT-25の乗り味は? 「教習所で乗ったホンダ・CB400SFよりも軽くて扱いやすいことに驚きました!」

 

YRA参加者には、ヤマハバイクレンタルの利用割引券の配布も。

 

ヤマハのレッスン詳細ページはこちら

 

CONTACT

問い合わせ先
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号
0120-090-819
URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

 

 

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