ITALJET DRAGSTER 200をインプレ！

特異だけど乗りにくいわけじゃない

2019年、EICMA（ミラノショー）でアンベールし、その特異なスタイルから注目を集めたイタルジェットのドラッグスター。2020年のデリバリーが予定されていたけれど、新型コロナウイルスの影響で延期となり、予約したライダーはその到着を待ち望んでいた。そしてこの冬、その国内デリバリーがついに始まったのだ。早速試乗する機会を得たので、その触りを紹介しよう。きっと、誰もが気になっているのは、ハブセンター・ステアリングがどんな乗り味かだろう。ズバリ、フロントブレーキをかけた際にフロント側が沈み込むノーズダイブが起きないから、通常のフォークタイプに慣れた人には違和感があるはずだ。とはいえ、それが原因で乗りにくいというわけでもない。逆にその独特な乗り味をどのように乗りこなしていくのかを楽しむことができる。定評のあるブレンボ製キャリパーを使用したブレーキのフィーリングやエンジンフィーリングなど詳細は2月24日発売の次号でレポートしているので、ぜひともそちらをチェックしてほしい。

 

 

 

現在デリバリーされているのは限定モデルで、カラーはブラック×マグネシウムとアンスラサイト×ホワイト×レッドの2種類。いずれもセンタートンネルの前側にナンバーの入ったプレートが付く。通常モデルは、ブラック×マグネシウムが外れ代わりにアンスラサイト×イエローとブラック×グレーの2色を加えた3色展開となる。

 

また、輸送されてきた車両がどのように開梱されるのかの動画も撮ってきたのでそちらもチェックしてみてね。

 

ITALJET DRAGSTER 200のスペック

全長×全幅×全高

1,890×750×－(㎜)

軸間距離

1,350㎜

シート高

770㎜

乾燥重量

124kg

エンジン型式・排気量

水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・181㎤

最高出力

12.9kw(17.5ps)/8,000rpm

最大トルク

15.5N･m(1.58kgf･m)/7,750rpm

燃料タンク容量

9ℓ

燃費（WMTC）

－㎞/ℓ

タイヤサイズ

F＝120/70-12・R＝140/60-13

価格

69万8,500円