【ありがちトラブル応急メンテ術】折れたブレーキ・クラッチレバー編

最近は部材がよくなったとはいえ、折れるときは折れる

ライダーなら誰もが一度はやらかす立ちゴケ。最近は、部材がよくなったのかレバー類が折れることは少なくなったとはいえ、転倒した拍子にブレーキレバーやクラッチレバーがポッキリ…。スペアレバーを持っていればその場で交換すればいいんだけど、持ってないライダーがほとんどじゃないかな? そんなときにあると便利なものを紹介しよう。

 

ポッキリ折れたのはクラッチレバー。しかもかなり根元に近いところで折れてしまい、これではほぼ握り込めない…

そんなときはコレだ!

バイスプライヤー(とほかに必要なモノ)
作業手順

 

レバー交換の仕方

上では、バイスプライヤーによるレバー欠損の応急処置を紹介したが、スペアレバーを持っているならそもそも現場で交換してしまうのがてっとり早い。

スペアのレバーは新品を用意しても、ちょっと曲がったレバーをとっておいても、短くて握れないレバーよりはいい。シート下のデッドスペースなどに緩衝材を巻いてしのばせておこう
クラッチレバーの場合

クラッチワイヤーの遊び調整の作業にプラスして、1本ボルトを緩めるだけで交換が可能なクラッチレバー。事前に一度練習しておこう。

 

ブレーキレバーの場合

ワイヤーがないぶん、クラッチレバーよりも交換が簡単なブレーキレバーの交換。メンテナンスの練習として、一度外してみるのもいいだろう。

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