HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT SPECIAL / IRON1200

連載新車体感 ニューモデルインプレッション

No.
194
連載新車体感 ニューモデルインプレッション

誌面を“まる読み”できます!

※公開中の誌面内容はNo.194(2018年5月24日)発売当時のものになります

インプレッションの誌面を開く
次のページ
前のページ

 

そのネーミングが示すとおり、ハーレーのスポーティ路線が“スポーツスターファミリー”だが、2018年モデルの最後発として新たに2機種が加わった。“フォーティーエイトスペシャル”と“アイアン1200”だ。両車に共通するのは大胆に迫り上がったアップハンドルと70年代風のタンクグラフィック。国内ディーラーへのデリバリーが始まる前に、東欧クロアチアにて開催されたジャーナリスト向け試乗会にていち早く乗ってくることができた。

文:青木タカオ/写真:ハーレーダビッドソンジャパン

 

XL1200XS FORTY-EIGHT SPECIAL
ネオクラシックではなく、70’sそのもの

スポーツスターの強みは本家レトロであること!

 

水冷になったとか、ソフテイルがモノサス化したとか、近い将来に電動モデルを発売するとか、さまざまなニュースが次々に飛び込んでくるハーレー。Vツインエンジン搭載という伝統を守りつつ、少しずつ進化を続けているから、その動向は注意深く関心を寄せていないとハッキリわからないというのが正直なところかもしれない。

 

そんな人のために、まず簡単に最新ラインナップを整理しておきたい。昔からフレームとエンジンによって、ファミリーに分類され、現在は「ツーリング」「ソフテイル」「スポーツスター」「ストリート」と、大まかに分けて4つ。今回紹介するニューモデル2機種は空冷VツインOHV2バルブを積むスポーツスターで、排気量は1200と883の2本立て。ザックリ言ってしまえば、もっともオーソドックスな家系で、昨年生誕60周年を迎えた超ロングセラー。初代発売はスーパーカブと同じ1957年だ!

 

なので人気は根強く、スタイルもずっと変わらない。ハーレーも余計なことをしないという賢い道を選び続け、ライバルらがトラコンやライダーモードを搭載しようとも、インジェクション化に甘んじただけで、ABSはセンサーを外から見えないように隠すという手の込んだことをして、伝統のスタイルを頑なに守ってきた。

 

そして今回の新型2機種を見よ!! ネオクラシックなど一網打尽と言わんばかりのレトロさだ。拳を突き上げて乗るスタイル、そしてレインボー風のタンクグラフィックスは70年代そのもので、ハーレーからしてみれば再現とかオマージュではなく、久々にまた同じカタチでつくりましたというだけの話。この唯一無二のホンモノ感が、見て乗ってしっかり伝わってくるのが、スポーツスター最大の強みだ。

 

SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高
2,165×─×─㎜
軸間距離
1,495㎜
シート高
705㎜
車両重量
256㎏
エンジン型式・排気量
空冷4ストロークOHV 2バルブ V型2気筒・1,202㎤
最高出力
最大トルク
96N・m(9.7kgf・m)/3,500rpm
燃費(WMTC)
燃料タンク容量
7.9ℓ
価格
152万4,400円〜(税8%込)

FORTY-EIGHT SPECIAL製品ページ

 

次ページではXL1200N IRON1200を紹介

※記事の内容はNo.194(2018年5月24日)発売当時のものになります

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします