HONDA PCX HYBRID

連載新車体感 ニューモデルインプレッション

No.
197
連載新車体感 ニューモデルインプレッション

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※公開中の誌面内容はNo.197(2018年8月24日)発売当時のものになります

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アイドリングストップ、フルLED化など、時代の最先端をいくPCXについに電気モーターとエンジンのハイブリッドモデルが登場! これがこちらの予想をくつがえすファンな乗り味のモデルだったのだ。

文:谷田貝洋暁/写真:武田大祐

電動モーターのアシストを得てシグナルダッシュマシンへ進化!

PCXハイブリッドのスタイリング

 

操作感はエンジン車と同じ、しかし加速が段違い!

 

PCXにエンジンと電動モーターによるハイブリッドモデルが登場する。そう聞いたとき、てっきり150の方だと思った。高速道路を走れる150の方が航続距離延長の恩恵がより受けられる…。そんなふうに考えたのだ。

 

しかし、今回のハイブリッド化は目的が真逆。開発陣による技術説明では“スタートの加速のよさ”とか、“ワインディングでの楽しさ”といった、おおよそエコとはほど遠い言葉が並ぶ。あらためて聞いてみれば、PCXではエコの部分はもう十分に達成している。ならばハイブリッド化では足りない部分を補おう、と考えたというのだ。それが先ほど書いたスタート時の加速や追い越し加速といった場面。エンジンのパワーにプラスするかたちで電動モーターが駆動。スタートであればアクセルオンからの4秒間に集中して電動アシスト。コーナリング時や追い越しでアクセルオンしたときにも、適時アシストが行なわれるという。

 

想像していたのとずいぶん違うな?…そんな疑問符を胸にアクセルを開けた瞬間、地面を蹴りだすパワーに驚いた。ウイリーするか…、と書いたらさすがに書きすぎだが、シグナルダッシュ時にはついつい上半身を伏せたくなるような加速感が出ている。ここまでの加速を感じる原付2種スクーターは久しぶり。2スト125㏄モデル以来な気がする。コーナリング脱出時のアクセルを開けたときの押し出し感もなかなかのもの。単なる移動の足にするにはもったいない加速だ。しかも、CVTが最高速重視になったこともあって、最高速も伸びる伸びる。通勤にも使ってみたが、シグナルダッシュからの加速はもちろん、中間加速の伸びも十分。ライバルたちをぐんぐん引き離していけるのだ。動力性能だけをみれば、高速道路も走れてしまいそうなほどである。二輪車世界初のハイブリッドモデルは、従来のPCXのイメージを覆す、通勤最速の称号をねらうホンダの刺客だったというワケだ。

 

 

PCXハイブリッドのディテール紹介

 

PCXハイブリッドの足つき&乗車ポジション

身長172㎝/体重68㎏
車体は既存のPCXとまったく同じで足つき性もよく、カカトまでべったりと着く。車重だけ5㎏ほどの増となる

 

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高
1,925×745×1,105㎜
軸間距離
1,315㎜
シート高
764㎜
車両重量
135㎏
エンジン型式・排気量
水冷4ストローク OHC単気筒・124㎤
最高出力(エンジン)
9.0kW(12㎰)/8,500rpm
最大トルク(エンジン)
12N・m(1.2kgf・m)/5,000rpm
最大出力(モーター)
1.4kW(1.9㎰)/3,000rpm
最大トルク(モーター)
4.3N・m(0.44kgf・m)/3,000rpm
燃料タンク容量
8.0ℓ
燃費(WMTC)
51.9㎞/ℓ
価格
43万2,000円(税8%込)

PCX HYBRID製品ページ

CONTACT

問い合わせ先
Hondaお客様相談センター
電話番号
0120-086819
URL
https://www.honda.co.jp/motor/

※記事の内容はNo.197(2018年8月24日)発売当時のものになります

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