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SUZUKI HAYABUSA

車両インプレ・解説
,
2021年8月25日

連載新車体感 ニューモデルインプレッション

No.
233
連載新車体感 ニューモデルインプレッション

この企画に登場しました！

SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）走行

初代が1999年、二代目が2008年、そして2021年、三代目のハヤブサが誕生した。世界中で評価されファンが多いスズキを代表する人気機種が、フルモデルチェンジによって“どう変わったのか”をお伝えしよう

文：濱矢文夫／写真：南 孝幸

すべての方向においてレベルアップをはたす

SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）のスタイリング

SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）右7:3ビュー
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）左7:3ビュー

 

SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）のディテール

SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）ヘッドライト
上下2段のヘッドライトだけでなく、灯火類はすべてLEDになった。エアインテーク脇にあるのはポジションランプ＆ウインカー。ウインカーとハザード点灯時にはオレンジ色に点滅する
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）スクリーン
頭の部分だけ盛り上がったスクリーン形状は空力性能へのこだわりから採用。スクリーンの両端がカウルとシームレスに一体化しており、上体を伏せなくてもライダーは快適にすごせる
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）ミラー
車体から飛び出した部品だけに走行風の影響を受けやすいミラー。だからかなり空力にこだわった作り込みをされたそうだ。高速巡航時でも大きくブレることなく視認性は良好だった
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）ボディ
取り込んだ風をライダーにあてず効率よく逃がすエアアウトレット。エッジ部分のメッキモールは空力的効果だけでなく、風のフローを表現するデザイン的な役割もあるという
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）メーター
中央のカラー液晶モニターはライディングモードやギヤポジションだけでなく、バンク角・前後ブレーキ圧なども表示可能。ETC2.0を標準装備してその状態表示もされる
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）左スイッチボックス
左スイッチボックスにはクルーズコントロールの速度調整のボタンがある。2速以上のギヤで、約30〜200㎞/hまでの速度設定が可能。油圧クラッチのレバーには調整ダイヤルがある
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）シート
このカラーではレッドが差し色。シートは厚みもあり快適性を考慮したことがわかる。オプションで特徴的なシングルシートカウルもあり。ETC車載器はタンデムシート下に配置される
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）テールまわり
ハヤブサらしいスラントテールながら、丸かった先代と違いエッジの利いた形状になった。ウインカーと一体になったテールランプはLED。その下にはディフューザー風のパネルが付く
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）タンク
燃料タンク部分の形状は、ニーグリップしたときのフィット感がとてもいい。上体を伏せて走る場合の腕の収まりも違和感なし。タンク容量が20ℓと大きめなのもうれしい
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）左ステップ
レバーを使わずにシフトアップ／シフトダウンの双方向で使えるクイックシフトシステムを標準装備。2段階＋オフのモードがあり、スポーツ時と街乗りで使い分けが可能となっている
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）フロント足まわり
カートリッジ式KYB製倒立フロントフォーク。インナーチューブ径はφ43㎜で、ダイヤモンドライクカーボンコーティングがほどこされている。ホイールトラベルは120㎜だ
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）リヤ
フルアジャスタブルのKYB製リヤショックを使ったリンク式サスペンション。ホイールは新開発の7本スポークで、タイヤはブリヂストンのS22を履く。サイズは190/50-17だ

 

SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）の足つき＆乗車ポジション

身長170㎝／体重66㎏

SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）乗車姿勢
ハンドルバーを先代モデルより12㎜ライダーに近付けただけあって、ヒジの曲がりは余裕。グリップ位置はライダーの骨盤とほぼ同じくらいの高さ。ニーグリップ部分のフィット感がよく安定しているので、前傾姿勢でもハンドル操作は楽だ
SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）足つき
シートの高さは800㎜と先代モデルより5㎜低くなっているけれど、体感的には同じくらい。ただ足の出しやすさは向上している。シートは姿勢を維持しやすい適度な硬さと、ゴツゴツしないクッション性があって長時間乗っても気にならなかった

 

SUZUKI HAYABUSA（2021年モデル）のスペック

全長×全幅×全高
2,180×735×1,165(㎜)
軸間距離
1,480㎜
シート高
800㎜
車両重量
264㎏
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒・1,339㎤
最高出力
138kW(188㎰)/9,700rpm
最大トルク
149N･m(15.2kgf･m)/7,000rpm
燃料タンク容量
20ℓ
燃費（WMTC）
15.4㎞/ℓ
タイヤサイズ
F＝120/70-17・R＝190/50-17
価格
215万6,000～216万7,000円（税込）

SUZUKI HAYABUSA 製品ページ

CONTACT

問い合わせ先
スズキお客様相談室
電話番号
0120-402-253
URL
https://www1.suzuki.co.jp/motor/

紹介した製品に関して、メーカーやショップへ問い合わせをする際は「タンデムスタイルの記事を見た」とお口添えいただけますと、我々はもっと面白い記事を作ることができるようになります！

※記事の内容はNo.233（2021年8月24日）発売当時のものになります

より詳しいインプレッションは本誌をチェック！

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