携帯電話に頼りすぎてませんか?

発売から1ヶ月以上経ったので、iphone4Sへの機種変更も店頭でスグできるだろうと、先日近くのソフトバンクショップに出向いたのだが、まだ予約待ち状態でかなり驚かされた。とはいえ、さすがに店頭ですぐに機種変更できるようになるのを待つのもバカバカしいので予約したのだが、その直後に使っていたiphone3GSが壊れてしまった。3分置きに勝手に再起動するようになってしまい、電話もできなければ、メールのやりとりもできない。まぁ、機械が嫉妬するなんてことは聞いたことはないけど、まるで4Sを購入したボクに対して「どうせ、あたしなんか…」とふてくされているようで、なんとも複雑な気持ちにさせられてしまった。

ただ、スケジュール管理やちょっとしたメモなど今まで手帳に書き込んでいたことすべてに加え、ボイスレコーダーとしてもiphoneを活用してたいたために、仕事と日常生活に支障が出る、出る。たとえば、どこかに打ち合わせに向かうとしても、その正確な時間がわからないし、場所もわからない。とにかく不便極まりないのだ。そう、気が付けば完全に依存していたのである。マップやインターネット検索など、手書きの手帳ではとうてい対応できない便利な機能が充実しているために頼りきっていたけど、故障すると逆にすべてが機能しなくなる。きっと同じようにスマートフォンに依存している人は少なくないだろう。一斉に充電ができない状況に陥ったら…、と考えるとゾッとする。

映画『イージーライダー』の冒頭で、ピーター・フォンダふんする主人公が、時間からの束縛を断ち切る象徴として、していた腕時計を投げ捨てる有名なシーンがある。今ボクの状況をみれば携帯電話がそういったもっとも“束縛しているモノ”に違いないのだが、それを投げ捨てる勇気は今のところ持ち合わせていない。

タロー

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タロー

自転車にはじまり、バイク・車と自分で運転できるモノに乗っているだけで喜びを感じてしまうアラフォー。初めてラジオで聴いたヴァン・ヘイレンの「ホワイ・キャント・ジス・ビー・ラブ」以来HR/HMにはまり、着る服はタイトなモノが多い。ただし楽器類はまるっきしダメ。最近脇腹についた肉におびえ、全盛期は昼飯に弁当2つは当たり前だったのが1つをビクビクしながら食べている気弱なオヤジ。

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