本日はフェリーの船内からお伝えします

な、なにぃ! 沖縄だってぇ~? 元沖縄県民のボクに断りもなく沖縄の土を踏むたぁ、いい度胸じゃねぇか、マンボ編集長! でもね、僕は僕の方でスキ勝手にやらせてもらってますから、あんまり強いことは言えないんだなぁ、これが(笑)。というわけで、そっちが沖縄でレンタルバイクツーリングなら、コッチは愛機を持ち込んでの離島ツーリングでぇい! というわけで現在、フェリーの船内でヒマにまかせてこの原稿を書いているというワケなんだなぁ、これが。

 

 

向かうのは伊豆大島。プライベートでは何度か訪れたことがあるんだけど、バイクを持っていくのは初めてだからすごく楽しみである。ですが、伊豆大島といえば、昨年の台風26号による、土砂災害を思い出す人も多いだろう。観光協会のホームページを見れば「元気です、伊豆大島!」なんてキャッチコピーがあったりして、観光客誘致に苦戦しているようすがありありなんだよねぇ。企画としては、僕がタンスタの姉妹誌・Under400で担当しているスーパーカブのコーナーで三原山を登山するというのが骨子になるだろうけど、大島の‟今”もきちんと見てくるつもり。

 

やっぱりいいね、船旅は。情緒あふれるとうか、なんというか。船に乗るだけで旅情が、倍増する感じ(笑)。しかも、フェリーで運べるバイクの排気量が250ccまでに限定されている航路だけに、スーパーカブの企画にはもってこいである。ビックなバイクにはできない旅をぞんぶんに楽しんでやるのだ。

 

ちなみに125ccクラスの運送料金とライダー一人の2等船室の料金は東京‐大島・往復で約1万8,000円。ちょっと高いように思うかもしれないけど、東京発の往路は夜行だから船内で寝ることができるし、現地には無料のキャンプ場もあるから、道具さえ積んでいけば路銀の節約も可能。そのぶん、浮いたお金で美味しい郷土料理も食べられるというワケである。いやはや、どんな旅になるのだろうか?

 

このツーリングの模様はタンスタ…、じゃなくてアンダー400の12月6日発売号に掲載予定なので、本屋さんで見かけたら、ちこっと覗いてみてくださいな。

やたぐわぁ

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やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

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