『そろそろ e かも。EM1 e: スペシャルイベント』リポート

 

さる9月4日(水)に、Hondaウエルカムプラザ青山にて『そろそろ e かも。EM1 e: スペシャルイベント』が開催された。『自由な移動の喜び』を環境負荷ゼロで実現したいという想いから、ホンダはカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、2023年5月19日に電動二輪パーソナルコミューター『EM1 e:(イーエムワン イー)』を発表。まだまだガソリン車ほどの普及はしていないようだが、これからの環境のことを考えると要注目の乗り物だ。

 

ホンダモーターサイクルジャパンはEM1 e:の普及を図るべく、2024年8月5日〜18日の期間で、モニター募集を行なっていた。募集人数は500名。EM1 e:を運転できる免許を保有し、かつ住民登録地が東京都(島嶼部のぞく)であることが基本的な条件だった。期間は車両を引き渡してから60日間。この間にEM1 e:の使い勝手をじっくりと確かめてもらい、そこで感じた意見や要望を、今後の電動二輪車の製品作りや普及に役立てるというのが主な目的だ。

 

 

短い募集期間、かつ地域限定という条件でありながら、1,200名が応募したという。厳正なる抽選の結果500名が選出され、それを記念して開かれたのが、ここでお伝えする『そろそろ e かも。EM1 e: スペシャルイベント』だ。

 

 

当日はHondaウエルカムプラザ青山の屋外に10台のEM1 e:が展示。前を通りかかる人も『何事?』と思ったことだろう。チラチラ見たり、じっくり見たりする人が多数。内部にもEM1 e:と自宅でも充電可能なバッテリー(ホンダモバイルバッテリーe:)と充電器(ホンダパワーパックチャージャーe:)、そして個人向けサービスがスタートしたバッテリーシェアリングサービスgachaco(ガチャコ)が展示されていた。

 

 

会場にはキャンペーン当選者の代表者が来場し、イベントは13時にスタート。まずはホンダモーターサイクルジャパンの室岡克博社長が、ホンダのカーボンニュートラルに対する取り組みを紹介。ちなみに室岡社長は先行モニターとしてEM1 e:に乗っているそう。

 

 

その後ゲストとして35周年を迎えたDREAMS COME TRUE(ドリカム)のリーダーでありベーシストの中村正人さんが登場。中村さんは大のホンダ党で、ラクーンにはじまり、ズーマーやスーパーカブを所有してきたそう。四輪も新型オデッセイを沖縄と東京の二拠点それぞれで購入するほど。プライベートだけでなく、2003年には当時のオデッセイのCMに『LOVE LOVE LOVE-ENGLISH VERSION-』を提供したり、スーパーカブ生誕50周年のときはLoveCub50プロジェクトでスペシャルペイントのスーパーカブをデザインしている。そして還暦を迎えたときにはボーカルの吉田美和さんから赤×白のスーパーカブをプレゼントされたそう。

 

 

そんな中村さんはすでにEM1 e:を体験ずみ。「乗れば楽しさがわかる。電動車ならではのデザインもよく、パワーも問題ない。何より気軽に乗れるし、ゴーカートのような親しみやすさもある」と、その乗り味を気に入ったようだ。

 

 

そして、中村さんがデザインした『EM1 e:ドリカムスペシャル』が披露された。9月22日から各地で行われる35周年ツアーに持っていき、来場者がまたがれるよう展示するそうだ。ちなみにデザイン案に関しては吉田さんの感想を求めていないとのこと。「まだ見せてないんですよ。途中で相談するともめるので(笑)。変更ができない最終段階になってから見せようかなと」と語り、笑いを誘った。

 

 

なお、EM1 e:のモニターになったライダーはSNSを通じて情報を発信していくとのこと。気になる人は、ハッシュタグ「#EM1eモニターキャンペーン」で検索しよう。

 

 

CONTACT

問い合わせ先
Hondaお客様相談センター
電話番号
0120-086819
URL
https://www.honda.co.jp/motor/

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