ロイヤルエンフィールドの「BULLET」は、単なるクラシックバイクではない。誕生から90年以上にわたり、その時代に合わせて進化しながらも、シンプルで普遍的なデザインと堂々とした佇まいを守り続けてきた、ブランドを象徴するモデルのひとつだ。

長い歴史の中では、現在では当たり前となった足元でのシフト操作や4バルブ・シリンダーヘッドを早期に採用。1948年にはBULLET 350トライアルのプロトタイプにスイングアーム式リヤサスペンションを導入し、その後、市販車にも展開するなど、クラシカルな外観からは想像しにくいほど革新的な歴史も持っている。
そしてBULLETの魅力は、性能だけでは語れない。手描きのピンストライプ、ゆったりと構えられるライディングポジション、金属の質感を感じさせる車体など、昔ながらのモーターサイクルらしさを色濃く残している。

「最新のバイクは便利だけれど、もっとバイクそのものの雰囲気を楽しみたい」。そんな人にも分かりやすいのがBULLETという存在だ。そのBULLETが650ツインエンジンを搭載して登場! その魅力に迫る!!
伝統のスタイルに650ツインの余裕を

●車両重量:242㎏●エンジン種類・排気量:空冷4ストロークOHC4バルブ並列2気筒・648㎤●最高出力:34.6kW(47ps)/7,250rpm●最大トルク:52.3N・m(5.3kgf・m)/5,650rpm●燃料タンク容量:14.8L●タイヤサイズ:F=100/90-19・R=140/70R18
2026年、新たに日本へ導入される「BULLET 650」は、長年受け継がれてきたBULLETらしいデザインに、ロイヤルエンフィールドで実績を重ねてきた648㏄並列2気筒エンジンを組み合わせたモデルだ。

搭載される648㏄並列2気筒OHC4バルブエンジンは、SUPER METEOR 650、SHOTGUN 650、CLASSIC 650にも使われるユニット。なめらかなパワーと軽快な加速を特徴とし、のんびり流すクルージングから、少しペースを上げたスポーティな走りまで幅広く対応する。6速ギアボックスとスリッパークラッチも組み合わされ、648㏄という排気量を必要以上に身構えず楽しめる仕立てとなっている。
一方、見た目はしっかり「BULLET」だ。燃料タンクには手描きのピンストライプと立体的なウイング付きエンブレムを採用。ヴィンテージ風のベンチシートやヘッドライトナセル、背筋が自然と伸びる堂々としたライディングポジションなど、歴代モデルのアイデンティティを受け継いでいる。
フロント19インチ・リヤ18インチという伝統的なホイールバランスに、SHOWA製サスペンションを装備。外装類をスチール製とするなど“本物の金属を使ったクラシックバイクらしい質感”にもこだわっている。

ヘッドライトまわりも見どころだ。1954年にロイヤルエンフィールドが採用した「タイガーアイ」と呼ばれるパイロットランプを備えたヘッドライトナセルに、庇の付いたLEDヘッドライトを組み合わせる。古典的な意匠を残しながら、必要な部分は現代的にアップデートしているのがBULLET 650のおもしろさだ。

メーターも同様で、見た目はクラシカルな指針式スピードメーターを採用しながら、LCDには燃料計、トリップメーター、ギアポジション、整備リマインダーなどを表示。レトロな雰囲気を崩さず、日常で欲しい情報はきちんと確認できる。

カラーは「Canon Black(キャノン・ブラック)」と「Battleship Blue(バトルシップ・ブルー)」の2色。純正アクセサリーによって、快適性やスタイルを自分好みにカスタマイズすることもできる。
まとめ|クラシックを眺めるのではなく日常で乗る

BULLET 650の魅力は、単に「昔っぽい見た目の648㏄バイク」というところにはない。90年以上にわたって受け継がれてきたBULLETらしいシルエットやディテールを残しながら、実績ある648cc並列2気筒エンジン、6速ミッション、スリッパークラッチ、SHOWA製サスペンション、LEDヘッドライトなど、現代のライダーが日常的に楽しめる装備を組み合わせている点にある。
バイク初心者にとっては「クラシックバイクには興味があるけれど、古い車両の整備や扱いには自信がない」という人にも注目してほしい一台だ。昔ながらのモーターサイクルらしい雰囲気を、現代の新車として楽しめるからだ。
もちろん、長年ロイヤルエンフィールドを知るファンにとっては“BULLETに650ツインが載る”こと自体が大きなニュースだろう。伝統をそのまま保存するのではなく、その本質を残したまま次の世代へ進める。新型BULLET 650は、90年以上続いてきた名前にふさわしい、新たなスタート地点と言えそうだ。新型「BULLET 650」は8月27日より発売される。

CONTACT
- 問い合わせ先
- ロイヤルエンフィールドジャパン(総輸入発売元:ピーシーアイ株式会社)
- URL
- https://www.royalenfield.co.jp/





