YZF-R オーナーズミーティング2018レポート

今年はYZF-R1の20周年 800人がSUGOに集まった

今年もヤマハのフルカウルスポーツシリーズのYZF‐Rシリーズオーナーに向けたイベント、『YZF‐R オーナーズミーティング』が開催された。1998年に登場したYZF‐Rシリーズのフラッグシップモデル・R1は今年が生誕20年。そんな節目の年にふさわしい大々的な規模の企画がもよおされた。

 

会場に入って目につくのは、そろいの青いTシャツを来たメンバー。話を聞いてみれば、なんと全員YZF‐Rシリーズの開発者だというから驚いた。それもフラッグシップのYZF‐R1だけでなく、YZF‐R25/03、YZF‐R6といったYZF‐Rシリーズ開発陣総勢40名が会場でオーナーたちを直接アテンド。つまりオーナーとして気になっていたこと、これから乗り替えを考えているモデルの疑問点などなど、すべての質問を作り手にじかに聞けてしまうのである。開発陣としても、オーナーから直接感想を聞ける機会とあって真剣に話し込む姿が見られた。

 

また会場は、国際サーキットを擁するスポーツランドSUGOということもあって、サーキットイベントも大人気。なかでも人気だったのは新型YZF‐R1/6の試乗会。それもそのはず、通常の試乗会とは違って、なんとSUGOの本コースで試乗ができるという太っ腹企画だったのだ。おかげで60枠用意された試乗枠は瞬く間に埋まったという。

 

イベントは、集まった683台ものYZF‐Rシリーズによるパレードランで終幕。オーナーにとってはさぞかし心に残るイベントになったに違いない。

 

MotoGPマシン、YZF-M1の暖気や中須賀選手による本コースでのデモンストレーション走行も行なわれた

R1はもちろん、会場にはYZFシリーズの開発陣がオーナーたちをお出迎え。普段は聞けない開発小話やアピールポイントを作り手から直に聞くことができた

初代から現行まで、YZF-R1歴代開発責任者7人を集めてのトークショーは、それぞれの担当マシンの“今だから話せる”裏話が飛び出す場面もあり、参加者の注目を集めていた

最後は参加者全員で本コースをパレードラン。しかも先導を務めたのは、なんと革ツナギに身を包んだR1の歴代開発陣。オーナーも感激だ!

開催日
2018年6月23日(土)
開催場所
宮城県・スポーツランドSUGO
イベント主催者
YZF-R オーナーズミーティング実行委員会

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