【使ってみた】ビギナーに最適なチェーンメンテナンスセット『EKメン』

チェーンの清掃・注油に必要な用品がオールインワン!新型ルブリケーターで注油もラクラク

 

江沼チヱンのメンテナンスセット『EKメン』を使ってみた。こちらのセットは従来のチェーンルブ、チェーンクリーナー、メンテナンスプロテクトシートのほかに『ルブリケーター』がセットに。注油が必要なプレート間及びローラーの隙間の4箇所へ一度に片手で注油できるというナイスなアイテムだ。ちなみに汚れた液体を受けるトレイ、ウエスは別途準備しよう。

 

チェーンメンテナンスの手順

①メンテナンスプロテクトシートをスイングアームに貼り付ける
メンテナンスプロテクトシートをスイングアームに貼り付ける事で、タイヤやディスクにチェーンクリーナーが飛び散らずに済むぞ。もし飛び散ってしまった場合は、最後にしっかりふき取ってあげる事が大切。そのまま走行すると、滑って転倒などの恐れがあるから要注意だ。
②チェーンクリーナーをまんべんなく吹きかける
チェーンクリーナーを吹きかけてから15〜20分ほど放置して浸透させよう。
③付属ブラシでチェーンの汚れを浮かせる
付属のブラシでごしごしと擦り、汚れを浮かせる。この時プレートおよびローラーの隙間もきちんとチェック。チェーン清掃ではチェーンの表面よりローラーの隙間のほうが重要になってくる。そして意外と忘れがちなチェーンの裏側部分もしっかりと。
④再度チェーンクリーナーを吹きかける
チェーンをひとしきりブラシで擦ったら、再びチェーンクリーナーの登場。吹きかけた部分に付着している汚れを一気に落とそう。
⑤ウエスで汚れを拭き取る
きれいなウエスを使い、チェーンの汚れをふき取ろう。この時どれくらい汚れているかもチェック。
⑥汚れが残っていないか全体をチェック
チェーンを回しながら汚れが残っていないかチェックする。清掃前と比べてかなりきれいになった。
⑦ルブリケーターをチェーンルブ缶に取り付け注油する
⑧余分なルブをウエスで拭き取る
注油が終わったら、ウエスを替えて余分なルブを拭き取ろう。この時プレート部分には油分を残した状態で!

 

以上がEKメンを使用したチェーンメンテナンスだ。

 

チェーンメンテナンスは約500㎞走行後を推奨。特に雨天・悪路走行後にはプレート間およびブシュ・ローラ間に注油しよう。サーキット走行や高速巡航等、チェーンに負荷のかかる走行を行った場合は走行後に注油とチェーンのたるみ確認も合せて行ってほしい。

 

ちなみにメンテナンスは走行後がオススメ。チェーンが温まっている走行後に行うとルーブが浸透し易くなり効果的。走行後にメンテナンスを行えば、次の走行までにルーブは乾燥し、飛び散りづらくなる。

 

一人でも簡単に行える初歩的なメンテナンス。自分で行うからこそ愛着も湧く。愛車をより長く乗り続けるためにも必要なメンテナンスなので是非ともこまめにチェックしてほしい!

製品情報
製品名
EKメン 半透明ホワイトセット
価格
4,428円(税8%込)
セット内容
チェーンルブ半透明ホワイト × 1本
チェーンクリーナー × 1本
実用新案ルブリケーター × 1個
チェーンブラシ × 1本
メンテナンスプロテクトシート(取付シール付き)× 2枚分

※チェーンルブが無色透明オイルタイプの『EKメン クリアセット』(価格:4,212円)もあり

製品詳細ページ

CONTACT

問い合わせ先
江沼チヱン製作所
電話番号
052-221-8451
URL
http://www.enuma.co.jp/

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします