バイク用語辞典

『れ』から始まる用語

  • レーサーレプリカ

    各メーカーがレースで使っているレーサーの公道用モデルのこと。自主規制でパワーが抑えられていることもあるが、各メーカーの走行性能技術が結集されたバイクといえる。

  • レーシングスーツ

    革ツナギとも呼ばれ、ロードレースやミニバイクレース、サーキット走行会などで着用が義務付けられる(一部除く)革で作られたスーツのこと。

  • レジャーバイク

    目的地までクルマに積んでいけるような小さなバイク。どこでもバイクを楽しもうというコンセプトから生まれた。ホンダのモンキーやモトコンポ、ヤマハのEC-02などがそれに相当する。

  • レストア

    古いバイクなどを直して走るようにすること。

  • レスポンス

    直訳すれば“応答”ということになるが、バイクの場合はアクセル操作でのエンジンの反応を主に指す。「レスポンスがいい」というのはアクセル操作にエンジンが敏感に反応するということ。なお、プレーキ操作による効き方、悪路やコーナリングでのサスペンションの動きを示すこともある。

    ヤマハのナイケンと、MT-09のエンジン音聞き比べ動画。両者とも同じ直列3気筒エンジンで、同排気量ですが、クランクまわりの慣性マスが異なり、音を聞くと吹け上がり方に大きな違いがあるのがよくわかる。MT-09は軽めのクランクマスで吹け上がりが早くスポーティ。一方、ナイケンはツアラーテイストのおっとりめな吹け上がりで、アクセルを戻したときの回転の戻りも遅め。走ってみると吹け上がりももちろんだけど、ナイケンの方が、スプロケットの丁数が違うこともあり、 低速コーナーでギヤをおとさずと粘ってくれる。やはりツアラーテイストのナイケンはゆったり気持ちよくワインディングを流せる。…でもそんなつもりがなくてもけっこう速いんだよね、このバイク。乗るだけで腕が数段上がった気になってくる!

    タンデムスタイルさんの投稿 2018年10月29日月曜日

  • レッドゾーン

    バルブタイミングなどの兼ね合いから、常用するべきではない高回転域。タコメーターではその回転域が赤く記されることからレッドゾーンと呼ぶ。ただちにエンジンが壊れてしまうわけではないので、一時的ならレッドゾーンに入っても問題ない。

  • レトロ系

    ロードスポーツのなかでも、伝統的なスタイリングをしているモデルをレトロ系バイクと呼ぶこともある。ヤマハのSR400、スズキのST250Eタイプなど。

  • レプリカ

    replica=複写、複製のこと。たとえばレーサーを模したバイクを「レーサーレプリカ」と呼ぶ。またプロライダーのヘルメットや革ツナギを市販用に複製したものなどでも使われる。