バイク用語辞典

『り』から始まる用語

  • リーンウィズ/イン/アウト

    コーナリング中のライダーの姿勢を表す。車体の中心線とライダーの体が直線上にある状態をリーンウィズ、中心線よりも内側にある状態をリーンイン、外側にある状態をリーンアウトという。

  • リザーブ

    ガソリンを一度に使い果たしてまったく走行できなくなる事態を防ぐ仕組みで、燃料タンクとキャブレター間にあるフューエルコックで操作する。通常走行でガソリンが一定量以下になると供給を止め、最初のガス欠が起こる。そこでコックをRES(リザーブ)に切り替えることで、残りのガソリンを使ってスタンドを探せるというワケ。FI車には存在しない。

  • リジッドサス

    サスペンションユニットを持たないフレームのこと。ルックスを重視するアメリカンタイプなどに使われることが多い。

  • リターン式

    ギヤチェンジ(変速)の方式の一つ。教習車に多く採用されているCB400SFのように、チェンジペダルを踏み込むと1速、上に持ち上げるとN(1速とNが逆の場合もある)-2速-3速とギヤが高くなるのがこの方式。

  • リターンライダー

    一度やめてから、またバイクに乗り始めた人のこと。

  • リッタークラス

    排気量が1,000㏄クラスのモデルのこと。1,000㏄以上は排気量に上限なくオーバーリッター(クラス)と呼ばれている。

  • リプレイス

    replace=取り換える。「リプレイスキャブレター」などのように、交換したパーツを指す場合に使われる。

  • リフレクター

    reflector=反射板のこと。他車からの被視認性をよくするためにナンバープレートの下やカウルの横などに付いている。ウエアにも安全のため、背中などに付いているものがある。

  • リム

    タイヤがはまっているホイールの円周部分。

  • リヤショック

    懸架装置の一部で、スイングアームと車体をつないでいる。衝撃を吸収し、挙動を収束させる機構を持つ。「ショック」の欄へ。

  • リンク(式)

    Link=つなぐ、連結すること。バイク用語としては、棒状やプレート(アーム)状のパーツを介してリヤのサスペンションユニットとスイングアームを結合している機構のことを指すことが多い。また、そのパーツ自体を指す場合もある。

  • 林道

    森林の整備(木材の手入れ・伐採・運搬など)をするための山中の道。オフロードライダーが好んで走る。近年は舗装化が進み、ダートは減少中。地元の人・林業関係者が優先なので走行時は注意。進入禁止の林道もあることを留意しよう。

    ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2017年7月19日(水)