【ちょいテク】バイクを盗まれにくくするひと工夫

自分のバイクに限って…その油断が命取り!

バイクを盗まれた経験のない人のなかには、“盗難”と聞いてもピンとこなかったり、自分の愛車とは無縁のように感じる人もいることだろう。

そもそも、バイクの盗難は2つに大別できる。一つは一時的に乗り回すなどのために盗むケース、もう一つは、プロの窃盗団が海外やインターネット上で車両やパーツを売りさばくなどのために盗むケース。

一概にはいえないが、場当たり的に50㏄クラスの原付をねらう前者に対し、後者は、盗みを成功させるために必要な道具やノウハウ、技術を豊富に持ち、人気の高い高額な外車やリッタークラスのバイクをねらう傾向に。そして、後者のケースでは盗まれたら見付かる可能性は極めて低いといわれているのだ。彼らにいわせれば日本ほど盗難をしやすい国はないのだとか。

 

失ってから後悔してもあとの祭り。失ってから後悔してもあとの祭り。「絶対に盗ませない」という強い意思を持ち、今できる対策から始めよう。

 

カバーで車種を特定させない

 

自宅でバイクを保管する際に重要なのが実はバイクカバー。カバーをかけることで車種や細かい情報をわからなくするとともに、カバーを外すという行為が犯人にとってリスクになる。カバーをかけずにロックをするよりも、カバーをかけてまずは“見せない”ことも大事。雨風などから愛車を守る意味でもカバーをかけよう。

 

ロックは宙に浮かせる

チェーンロックを宙に浮くように取り付け

 

ロック類は切断機で破壊して外すという手口が多いらしい。そこでロックを宙に浮かせた状態にすることで工具を使いにくくする。さらに隙間をなくすようにロックをかけることでも工具が入りづらくなる

 

自宅では構造物を利用

構造物と一緒にバイクをロック

 

自宅の敷地内にかぎったテクニックだけど、地面と一体になった構造物を利用してロックをかけることも有効な手段の一つ。もちろんロック自体を破壊される可能性はゼロではないけれど、バイク丸ごと持ち去られる危険性はかなり低下する。

 

「面倒くさそうだ」と思わせる

 

イモビライザーなどパッと目に付くものをを取り付けて防犯を見た目でアピールしたり、ロックを複数装着して盗むのに手間取るようにするなど、「このバイクを盗むのは面倒くさそうだ」と犯人に思わせることが盗難抑止につながる。出先の場合でも、グリップロックなど目に付きやすいところにロックをかけるのも有効。いずれにせよ、盗みにくい車両だと思わせるのがカギなのだ。

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