ハスクバーナのスポーツネイキッド『VITPILEN 801』に、2026年モデルが登場する。価格は145万9,000円だ。VITPLEN801の特徴を解説する
北欧の美意識と走りへの情熱が息づくブランド
ハスクバーナは、スウェーデンをルーツに持つ歴史あるブランドだ。モーターサイクルの製造は1903年に始まり、長い歴史の中でオフロード、モトクロス、エンデューロなどの分野で高い存在感を築いてきた。
その魅力は、北欧ブランドらしい洗練されたデザインと、走りに対する真面目な作り込みにある。無駄を削ぎ落とした造形、独自性のあるカラーリング、そしてライダーの感覚に寄り添うシャシー設計。ハスクバーナのモデルには、単なるスペック競争とは異なる“道具としての美しさ”が感じられる。
近年のストリートモデルでは、VITPILENやSVARTPILENに代表されるように、クラシックなモーターサイクルの雰囲気を現代的に再解釈したスタイルが特徴。伝統を背景にしながらも、古さに寄りかかるのではなく、今の時代に合うシャープなデザインと先進装備を取り入れている点が、ハスクバーナらしさといえる。
丸目なのに未来的! VITPILEN 801だけの存在感
VITPILEN 801の最大の見どころは、やはりそのフロントフェイスだ。LEDプロジェクターレンズのヘッドライトと、デイタイムランニングライトとして機能するLEDライトリングを組み合わせた表情は、他のネイキッドモデルとは明らかに違う。カフェレーサー的な低く構えた雰囲気を持ちながら、未来的な印象も漂わせるデザインに仕上げられている。
エンジンには、799㏄の水冷DOHC4バルブ並列2気筒を搭載。最高出力は105ps/9,250rpm、最大トルクは87Nm/8,000rpmを発揮する。スポーティな走りを楽しめるパワーを持ちながら、扱いやすさにも配慮されており、普段使いからツーリングまで対応しやすい特性が与えられている。
フレームは、エンジンを応力部材として活用するクロームモリブデン鋼製のダイヤモンドタイプ。軽量化とコンパクト化に貢献しつつ、比較的長めのスイングアームを採用することで、車体の動きがライダーに伝わりやすく、スポーツライディング時の安定感にもつながっている。足まわりには調整機能付きのWP製APEXサスペンションを装備し、走行シーンに応じた上質な走りを楽しめる。
電子制御も充実。ライドモードは「ストリート」「スポーツ」「レイン」の3種類を標準装備。さらに、イージーシフト、モーターサイクルトラクションコントロール、クルーズコントロール、コーナリングABSなども備える。5インチTFTダッシュボードで各種機能を管理でき、Ride Husqvarna Motorcyclesアプリと連携すれば、通話や音楽選択などの機能も利用可能だ。
SPEC.●全長×全幅×全高:ー×ー×ー(㎜)●軸間距離:1,475±15㎜●シート高:838㎜●車両重量:約180㎏(燃料除く)●エンジン種類・排気量:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒・799㎤●最高出力:77kW(105ps)/9,250rpm●最大トルク:87N・m(8.8kgf・m)/8,000rpm●燃料タンク容量:約13.7L●燃費(WMTC):ー㎞/L●タイヤサイズ:F=120/70ZR17・R=180/55ZR17
まとめ|スタイルも走りも妥協しないライダーへ
VITPILEN 801は、単なるスポーツネイキッドではない。カフェレーサーの文脈を現代的に再構築したスタイル、105PSを発揮する799cc並列2気筒エンジン、WP製サスペンション、そして充実した電子制御を備えた、ハスクバーナらしい個性派モデルである。
人と違う一台に乗りたい。けれど、見た目だけでなく走りも妥協したくない。そんなライダーにとって、VITPILEN 801の2026年モデルはかなり気になる存在になるはずだ。
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