HONDA CB1000R

特集夏を快適に過ごすためのヒント集
Section.2 Part.2 朝駆けのススメ

No.
207
特集夏を快適に過ごすためのヒント集Section.2 Part.2 朝駆けのススメ

この企画に登場しました!

HONDA CB1000R (2BL-SC80) で朝を駆ける

 

タンデムスタイルNo.207(6月24日発売号)の特集『暑さに対する対処術〜走行編〜 Section 2 PART.2 朝駆けのススメ』に登場したHONDA CB1000Rを紹介しよう。

文:濱矢文夫/写真:武田大佑・吉田 朋

ストリートファイターとは一味違う

CB1000Rのスタイリング

HONDA CB1000R (2BL-SC80) 7:3ビュー

 

低中速コーナーが多い日本の道に合っている

CB1000Rは、スーパースポーツCBR1000RRのパワーユニットを下敷きに手を加え積んだネイキッド。実はこれ以前にも存在した。前モデルは、欧州市場をターゲットにして、ホンダのイタリア現地法人が製造。ところが残念なことに日本市場では売られなかった。このモデルは2代目で、昨年から日本で販売されることになった。水冷4ストローク並列4気筒エンジンは、2004年型CBR1000RRがベースで、新たにスロットルバイワイヤ化するなど大きく手を入れブラッシュアップされた。

 

乗ると、その効果が如実にわかる。スロットルを大きく開けるとレスポンスがよく鋭い加速。そんな高回転域の爽快さがありながら、低速走行時の扱いやすさと快適性も手に入れている。145㎰の最高出力と、最大で10.6kgf・mも出るトルクがありながら、ゆっくり走っていてもコントロールをしやすいのも魅力だ。

 

サスペンションはソフトで、コースでしか出せない高速域では、やや動きすぎると感じるだろうけど、ストリートではちょうどいい。速度を高めなくても前後のタイヤに荷重がかかりやすくてグリップ力をしっかり使える。路面変化に対する許容も大きく安定性が高い。あとコンパクトな車体で自由自在に操れる。ベテランライダーだけでなく、ビギナーでも乗りこなすのは難しくないだろう。ただ、しっかり速いので、速度に対する自制心は必要だ。

 

CB1000Rのディテール

 

CB1000Rの足つき&乗車ポジション

HONDA CB1000R (2BL-SC80) 足つき&乗車ポジション
身長170㎝/体重68㎏
シート高は830㎜というデータは高く感じるけれど、細く絞られて足を出しやすいシートと車体形状によって、数値より低く感じる。適度な前傾で、長身でも余裕のあるライディングポジション

 

SPECIFICATIONS

型式
2BL-SC80
全長×全幅×全高
2,120×790×1,090㎜
軸間距離
1,455㎜
シート高
830㎜
車両重量
212㎏
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒・998㎤
最高出力
107kW(145㎰)/10,500rpm
最大トルク
104N・m(10.6kgf・m)/8,250rpm
燃料タンク容量
16ℓ
燃費(WMTC)
16.7㎞/ℓ
タイヤサイズ
120/70-17(F)・190/55-17(R)
価格
164万520円(税8%込)

CB1000R製品ページ

CONTACT

問い合わせ先
Hondaお客様相談センター
電話番号
0120-086819
URL
https://www.honda.co.jp/motor/

※記事の内容はNo.207(2019年6月24日)発売当時のものになります

朝駆けのススメの特集内容は本誌をチェック!

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