
2023年のバイクシーズンイン前に開催されたモーターサイクルショーで市販予定車として出品されたヤマハ・YZF-R125とYZF-R15のデリバリーが始まった。この2モデルをもっと楽しくするパーツがワイズギアから多数リリースされているので、ここで紹介しよう。
オーナーになったらカスタムも楽しもう!
ここ数年、高速道路は走れないものの、幹線道路で交通の流れに乗れ、ワインディングに持ち込めばスポーティな走りを楽しめる125㏄ギヤ付きモデルの人気が高い。扱いやすさも兼ね備え、ビギナーが練習用として選ぶのにもオススメできるし、その気になればハイペースの走りを楽しめるためベテランがセカンドバイクに選んだりするケースが増えている。
ヤマハもYZF‐R125を日本市場に投入。合わせて、同じ車体に高速道路走行が可能な排気量の155㏄エンジンを搭載したYZF‐R15もリリース。YZF‐R125に比べればランニングコストはかかってしまうが、余裕の走りを楽しめる。どちらを選ぶかはアナタのバイクライフスタイルに合わせればいい。どちらを選んでも楽しいバイクライフを送ることができるだろう。
YZF-R25も軽くて乗りやすいモデルだが、それよりも出力的には劣るが、軽量コンパクトなところがYZF-R125とYZF-R15の魅力。しっかりと回転を意識すればスポーティな走りを楽しめるであろう
スタイルに合わせてパーツをチョイスしよう
そんなオーナーに向けてワイズギアがカスタムパーツを多数用意しているのでここで紹介する。まずは性能面に関わるパーツから。カスタムパーツの定番であるアクラポビッチのフルエキゾーストマフラーだ。レーシーな雰囲気を高めるのにうってつけ。アップのみに対応するクイックシフトキットもスポーティな走りをサポートするので、性能アップと言っていいだろう。
続いてより自分の体格に合わせて乗りやすくするパーツ、ブレーキ&クラッチレバーだ。純正と違って位置調整ができるので、自分の手のサイズに合わせられるのだ。そして足つき性を向上させるローダウンリンクだ。両車決してシート高は高くないが、ライダーによっては必要になるアイテム。
次はガード機能を高めるカウリングプロテクターとタンクをキズから守るプロテクションパッドだ。さらに個性を高めるフェンダーレスキットや、スマートフォンを車体に組み付けるのに必要なアクセサリマウントなどなど。さまざまなパーツが用意されているので、自分好みのマシンに仕立て上げてほしい!
ビギナーにオススメ
アジャスタブルブレーキ&アジャスタブルクラッチレバー
根元にあるダイヤルで無段階にレバー位置を調整できるのでオーナーの好みに合わせられる。また万一転倒した際に、上に跳ね上がることでレバーが折れるのを極力防止する可倒式なのもポイント。装着写真はレバー先端がブルーだが、ブラックも選択可能。“R-DNA”のロゴもおしゃれだ。
価格:ブレーキ 1万4,850円/クラッチ 1万450円
プロテクションパッド
ライディングの基本であるニーグリップだがウエアとこすれたり、ジッパーなどでガソリンタンクにキズが入ることも。それを防ぐためのパッドだ。デザインも凝っているうえに、表面を工夫することでニーグリップしやすいのも特徴だ
価格:9,900円
カウリングプロテクター
扱いやすいマシンとはいえ、二輪であることは変わりない。ふとした瞬間に立ちゴケしたり、Uターンでバランスをくずして…、ということも十分考えられる。その事態に備え、カウルにおよぶダメージを極力軽減できるカウリングプロテクターの装着がオススメ。デザインも凝っているぞ
価格:1万3,200円
アクセサリマウント
YZF-R125とYZF-R15は、セパレートハンドルかつミラーがカウルについているため、スマートフォンを車体に組み合わせるのが難しい。そこでアッパーブラケットにアクセサリマウントを組み合わせれば、社外ホルダーを容易に装着可能になる
価格:7,480円
フェンダーレスキット
リヤまわりをすっきりと演出する定番のドレスアップが“フェンダーレス化”だ。細身のアルミステーが軽快感を演出しつつ、サイドの≤R≥が個性を主張。LEDナンバー灯とトラぺゾイドタイプのリフレクターが付属する
価格:2万5,300円
フルエキゾーストマフラー
レースシーンでもおなじみのアクラポビッチ製フルエキゾーストだ。出力特性の向上や軽量化、見た目と排気音の変化など、いろいろな違いを楽しめる。YZF-R125・YZF-R15ともにJMCA認定品なので公道走行が可能。サイレンサーにはR125のロゴが入るので、YZF-R15オーナーは、付属のR-DNAロゴステッカーを貼ろう
価格:18万400円
クイックシフトキット
アクセルを開けたまま、クラッチを切らずにシフトアップが可能になるキットだ。スポーツ走行だけでなく、街乗りでもクラッチレバーを握る回数が減るため、疲労低減が期待できる。カウリングプロテクターとセットの“コンフォートガードキット”だと、単品で買うより割安だ(2万7,500円)
価格:1万9,800円
ローダウンリンク
YZF-R125・YZF-R15は決してシート高の高い車種ではないが、ライダーの体格はさまざま。中には足つきに不満を感じる人もいるだろう。そんな人にオススメなのがローダウンリンクだ。純正と交換することで、約18㎜下がる。写真で比較すると、だいぶ足の接地面積が増えているのがわかるだろう
価格:8,250円
左:装着前/右:装着後