トランポの理想形は キャンピングカー!? “ジャパンキャンピングカーショー2020”開催レポート!!

使い勝手のいいトランポはキャンピングカーに行き着く!?

バイク乗りなら誰もが一度は夢見るトランスポーター、通称トランポ。とくに、ロードコースのサーキット走行やオフロード走行など、現地で走ることだけに集中したい時や、セッティングパーツ・予備パーツなどを持参することなどを考えると、現地まですべてをバイクに積んで自走、ということがかなり大変になる場合もある。そこで欲しくなるのが、バイクを運ぶトランポだ。

 

サーキットなどでトランポを実際に見てみると、ハイエースやキャラバンなどの4ナンバーや1ナンバーといった登録車のワンボックスタイプが圧倒的に多い。これは、バイクや装備・工具類などが一式積めて、雨天でも荷物が濡れずに移動できることと、車内空間を工夫することで車中泊や仮眠をすることが容易にできるからでもある。そう、今やワンボックスのトランポは、マシンを運ぶことだけではなく車内でくつろげる要素も持ち合わせているのだ。

 

そこで、マシンを運べるだけでなく快適な空間を持ったトランポを探すべく、今や大人気となったキャンピングカーショーでバイク乗りが快適に使えそうなキャンパーを探してみた。300台以上の出展車は、基本的にはキャンプを楽しむことを主体とした車両が大半だが、大きなアウトドアスポーツ用品を積み込むための広いカーゴスペースを設けたキャンピングカーもある。そんな広いカーゴスペースを持つ、自由度の高いバイクも積めそうなキャンピングカーを中心に紹介したい。こんな楽しいトランポなら、奥さんのお許しも出やすいのでは?

写真・文:Shoei

開放的なリヤカーゴスペースで、リッターバイクでも余裕で積載できる広さを持つレグビィ社のホビクル・オーバーランダー。ベース車はトヨタ・ハイエーススーパーロング。標準車両価格は450万円で、この展示車両の価格はオプション込みで634万3,700円。乗車定員5名(就寝定員:大人3名/子ども3名)
かーいんてりあ高橋社製ハイエースに装着されている背もたれ分割式でフラットにもなるセカンドシート(TAKシート)はオットマン付きでボルトオン装着するだけで追加工は不要。ノーマルハイエースバンを手軽に車中泊仕様に変身させられる。セカンドシートの使い勝手が上がるだけで快適度は飛躍的にアップする。TAKシート(オットマン付き・幅1,250mm)が24万2,000円、ハイエース専用金具が5,500円

180cmという圧倒的な室内高を持つトヨタ・ハイエーススーパーロングスーパーハイルーフがベース車のキャンパー鹿児島社製rem forestスーパーハイルーフ。リヤ両サイドに家具が配置されているが、中央部にはオフロード車などが積込めるスペースもある。さらにこの車両のすごさは、大容量のリチウムイオンバッテリーが搭載されており、装備されている家庭用エアコンを約13時間稼働できることだ。乗車定員5名(就寝定員:大人3名)

トランポに付けたい便利グッズ!

テールゲート下部を車内空間の一部に早変わりさせるテールゲートカーテン。下にスノコを敷けば、着替え部屋やシャワールームにもなり大変便利なグッズ

アウトドアグッズも格安で購入できる!

キャンピングカーショーの多くでは、アウトドアグッズメーカーがアウトレット品や限定商品などをショー期間中だけの大特価で販売することが多い。今回も、キャプテンスタッグなどが人気商品を格安で大放出していた! ここで買物することが目的でキャンピングカーショーに来ている人もいるとかいないとか!?
開催概要
イベント名
ジャパンキャンピングカーショー2020
開催日
2020年1月31日(金)〜2月2日(日)
開催場所
千葉県・幕張メッセ(1・2・3・4ホール)
主催
ジャパンキャンピングカーショー2020実行委員会・テレビ朝日・BS朝日

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