HONDA CRF250RALLY TypeLD

特集秋キャンプ入門

No.
187
特集秋キャンプ入門

この企画に登場しました!

ロードスポーツ性能重視ならSTDよりもタイプLDを選びたい!

走り出した瞬間に疑問がわいた。というのも今回の相棒はタイプLD。つまりスタンダードのラリーよりも65㎜ほどシート高が下げられたローダウン仕様なのだが、記憶にあるラリーの走行フィーリングとあまりに違う。実はこのタイプLDの足まわりは兄弟車のCRF250Lと同じ。フロントフォークの全長が30㎜短く(ストローク量は同じ)、リヤ側も、250Lのリンクとリヤショックを使っていると聞いている。調べてみればシートポジション以外のディメンションは、キャスターアングルやトレール量、軸間距離もCRF250Lとまったく同じ。

 

だからだろう、走りのテイストはスタンダードのラリーよりもCRF250Lにすごく近い。フロントフォークまわりに剛性感があり、しっかりフロント側に荷重をかけたコーナリング…、わかりやすく言えばロードスポーツ乗りで攻めても不安がない。今回はキャンプ道具満載。そのぶんコーナリングで足まわりへかかるストレスは大きかったハズだが、そんな重量増もものともせずタイプLDはタイトなコーナーを軽々とこなして行くのだ。

 

思わず後日、空荷の状態でも走り回ってみたのだが、CRF250Lよりもなんだかコーナリングがバッチリ決まるような気さえするから不思議だ。シートポジションが変わったからか? ヘッドライトがフレームマウントになって軽く…、いや、むしろフロント荷重が増えて落ち着きが出ているような? …まぁ、理由はいろいろあるのだろうが、とにかく言えることは、CRF250ラリーのタイプLDは、スタンダードよりもロードスポーツ性が高いということだ。これには目からウロコ。ローダウン仕様は、足着き性を気にしないボクには関係ないなぁ…、なんて思っていたのだが、CRF250ラリーに限った話をすれば、それは間違い。峠道での走りを重視するならタイプLDの方がだんぜん楽しい。さすがホンダの仕事だと感心してしまった。

 

ここがイイ!積載ポイント

ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2017年10月6日(金)

 

足着き&乗車ポジション

ライダー:身長172㎝/体重68㎏
スタンダードのシート高895㎜に対して、なんとコイツは65㎜も低い830㎜。ちなみにこれはヤマハのセロー250と同じ数値。荷物を積んでいることもあるが当然カカトはベタ着き。何の不安もない

 

SPECIFICATIONS※[ ]内はABS、< >内はSTD

全長×全幅×全高
2,175<2,210>×830<895>×1,360<1,425>mm
軸間距離
1,430<1,455>mm
シート高
830<895>mm
車両重量
154<155>[156<157>]kg
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC 4バルブ 単気筒・249cm3
最高出力
18kW(24ps)/8,500rpm
最大トルク
23N・m(2.3kgf・m)/6,750rpm
タンク容量
10L
価格
64万8,000円[70万2,000円](税8%込)
メーカー製品ページ

http://www.honda.co.jp/CRF250RALLY/type/

※記事の内容はNo.187(2017年10月24日)発売当時のものになります

より詳しいインプレッションは本誌をチェック!