自分が書いたメモとは思えない

 アイデアがふと浮かんだとき、あるいは言葉やメッセージをその場で残しておきたいとき、みなさんはどうしているだろう? 僕は、携帯電話のメモ機能を使って残すようにしている。しかしこれ、記録する行為自体に満足してそのままお蔵入り、なんてことになりがちだ。忘れないように記録しているのに、書いたことを忘れてしまう(笑)。

 

 まぁその人の心掛け次第だとは思うけれど、どんどんメモを残していくと過去のものは埋もれてしまうから、半年前のメモでもだいぶスクロールして探さなきゃいけない。一覧性がよくないので携帯電話のメモ帳は後で振り返ることに適していないように思えるが、久々にさかのぼってみるとこれがおもしろい。

 

2016.11.04 ジャガイモの力は偉大だ

 

 まったく意味がわからない。なぜこんなメッセージを残そうとしたのだろう。よほど感動したからに他ならないが、ジャガイモがうまかったのか? 心当たりがない…。この場合、なぜジャガイモの力は偉大なのか、その理由も一緒に残しておくべきだった。

 

2016.09.30 言い切ることは、否定すること 宇多田ひかる

 

 これは覚えている! 歌手の宇多田ヒカルさんのインタビューを見て印象に残った言葉だった。歌詞を作るうえで断定するような物言いを避けているそうで、断定することは他方を否定することになるから、という意見に納得したのだった。

 

2016.09.10 体格の大きいホンダオーナー集合!

 

 どんな企画だよ(笑)。これだけ書いてあってもワケわかりません。と、まだまだ謎の書き込みがあるもののキリがないのでこここまで。とりあえずの反省点としては、一時的に携帯電話にメモを残すとしても、自分のなかで蓄積していくためにノートにちゃんとまとめるべきってこと。そうすれば補足説明も入るだろうし…。なぜジャガイモが偉大と思ったのか、すごく気になってきた。

イトウくん

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イトウくん

「人生最後の晩餐は何がいい」と聞かれたら、味噌煮込みうどんと正気で答える、愛知県出身ではないのに名古屋メシに熱狂する28歳。ロングツーリングといえば味噌煮込みうどんを目指す名古屋までが鉄板(あぁ名古屋に住みたい)。編集部内では年齢的に若手といわれているが、外見的には35歳前後といわれることもあり、焼き魚や煮物の食卓に心和む男にフレッシュ感は皆無。若いのかおっさんなのか微妙な年ごろである。

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