HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA 1250 SPECIAL

Handling Check for PAN AMERICA 1250 SPECIAL

乗車姿勢
HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA 1250 SPECIAL(2022年モデル)乗車姿勢
身長172㎝/体重75㎏
シート高は855㎜と830㎜が選べ、830㎜で撮影。荷重コントロールを積極的に行なうスポーツライディングのことを考えると、シートは855㎜に高めた方が車体の押さえ込みが利き、走りやすいと感じた
足つき性
HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA 1250 SPECIAL(2022年モデル)足つき
シート高830㎜の、ARHによってサスペンションが完全に下がった状態で撮影すると、両足のカカトがわずかに数㎝浮く程度の良好な足つき。車重258㎏の巨体だけに、この足つき性による安心感は何モノにも代え難い
取りまわし
HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA 1250 SPECIAL(2022年モデル)とりまわし
なんせ軸間距離1,585㎜と、アドベンチャーツアラーの中でも長いホイールベースが確保されているので、狭い場所での取りまわしはひと苦労。ただしそこまで腰高ではないので押し引きはしやすい
Uターン
HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA 1250 SPECIAL(2022年モデル)Uターン
低速でしっかり粘ってくれるので、出力特性的には扱いやすいのだが、いかんせん車体がとにかく大きい。取りまわしもUターン同様、正直やりやすいとはいい難い。ベタ足Uターンが安心かつ確実だろう

HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA 1250 SPECIALでタンデムランチェック

HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA 1250 SPECIAL(2022年モデル)タンデム走行

ライダー:谷田貝

アダプティブ・ライド・ハイト(ARH)のおかげで足つき性がよく、タンデマーの乗り降り時の安定感はアドベンチャーツアラー随一と言っていい。ただ、タンデムの走り出しでは直進安定性が強めに出るようだ。おそらくARH由来だろう

タンデマー:吉田

電子サスペンションで車高が下がるものの、それでもタンデムシートの座面は高い位置にある。なので乗車時にはライダーに対して配慮が必要。座面は広く肉厚。さらにグラブバーもつかみやすく、姿勢保持も楽。リラックスして乗っていられた

HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA 1250 SPECIALのスペック

全長×全幅×全高
2,270×―×―(㎜)
軸間距離
1,585㎜
シート高
869〜890㎜
車両重量
258㎏
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークV型2気筒・1,252㎤
最高出力
112kW(152㎰)/8,750rpm
最大トルク
128N・m(13.0㎏f・m)/6,750rpm
燃料タンク容量
21.2ℓ
燃費(WMTC)
―㎞/ℓ
タイヤサイズ
F=120/70-19・R=170/60-17
価格
287万7,600〜302万7,200円

HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA 1250 SPECIAL 製品ページ

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CONTACT

問い合わせ先
ハーレーダビッドソンジャパン カスタマーサービス
電話番号
0800-080-8080
URL
https://www.harley-davidson.com/jp/ja/

※記事の内容はNo.248(2022年11月24日)発売当時のものになります

このインプレッションはNo.248に掲載されていました

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