これはズルい! スーパーカブC125(JA71)にヤマモトレーシング・spec-Aの『チタン×アップ』が似合いすぎる!!

上質なスタイルが魅力のスーパーカブC125。その一方、他のカブ系に比べると社外マフラーの選択肢、とりわけアップタイプは意外に限られている。そこへヤマモトレーシング「spec-A」が投入したのが、JA71型に対応するチタンエキゾーストのUP-TYPE。見た目、素材、そして軽さまで、C125の新しいカスタム像を提案する一本が登場した。

ヤマモトレーシング/spec-Aとは?

YAMAMOTO RACING C125

ヤマモトレーシングの歴史は1980年、東大阪で「ヤマモトエンジニアリング」として創業したことから始まる。翌1981年にはオリジナルマフラーの製作・販売を開始し、1983年からは鈴鹿8時間耐久ロードレースへ参戦。その後も全日本ロードレースやデイトナなど、数多くのレース活動を通して排気系のノウハウを蓄積してきた。1990年には三重県伊賀上野へ拠点を移し、1993年から現在につながる「spec-A」ブランドを展開している。

 

spec-Aが掲げるのは、ピークパワーだけをねらったマフラーではない。低回転域のトルクを犠牲にせず、全回転域で性能を引き出すこと。さらに素材、音量規制、価格まで含めて「理想のエキゾーストシステム」を追求するという考え方だ。

 

車種ごとに実走テストやシャシーダイナモによる確認を行い、製品管理のために自社一貫生産を続けていることも特徴。レースから得た経験を、そのまま市販車用マフラーへ落とし込む。それがspec-Aの基本姿勢である。

C125だからこそ“アップ×チタン”にこだわった

YAMAMOTO RACING C125

今回登場したのは、スーパーカブC125(8BJ-JA71/JA71E)に対応するフルエキゾーストシステムだ。最大の特徴は、その名のとおり車体右側を跳ね上がるようにレイアウトされた「UP-TYPE」であること。

 

C125はスーパーカブ110やクロスカブ、CT125などと比べると、社外マフラー、とくにアップタイプの選択肢は決して多くない。さらにエキゾーストパイプまで含めて見ると、ステンレスやスチールを採用する製品も多く「アップタイプで、しかもチタン」という仕様はことさら目を引く。

4タイプすべてにチタン製エキゾーストパイプを採用し、JMCA認証/排出ガス規制対応。すなわち公道走行可能である。センタースタンドを残したまま装着でき、オイルドレン、オイルエレメントへのアクセスにも対応している。一方、アップレイアウトのためタンデムは不可となる(タンデムブラケット付属)。

 

そして軽さも見逃せない。純正マフラーが5.0kgなのに対して、仕様によって1.5〜2.2kg。最軽量となるアルミプレス仕様では約3.5kgもの軽量化となる。

アルミプレス

いちばんクラシックで、いちばん軽い! C125の素性に似合う“原点回帰”

4種類の中でも、C125のクラシカルな雰囲気と好相性なのがアルミプレスサイレンサーだ。その名のとおりアルミ材をプレス成形した独特のシルエットは、現代的なカーボンやチタンとは違った、どこか昔ながらのレーシングパーツを思わせるたたずまい。ヤマモトレーシングでは従来製品でもアルミプレスを古くから受け継ぐスタイルとして展開しており、spec-Aの歴史を感じさせる選択肢でもある。

 

しかもJA71用では重量1.5kgと4種類中もっとも軽量。純正5.0kgから約3.5kgの軽量化を実現する。見た目は懐かしく、中身はチタンエキゾーストという組み合わせもおもしろい。

価格は9万9,000円。4種類中もっとも高価だが“他と違うC125”に仕立てる存在感では、この仕様が一歩抜きん出ている。

TYPE-SA

これぞspec-A! 三角サイレンサーで一気に高まるレーシー感

ヤマモトレーシングらしさを前面に出したいならTYPE-SAだ。TYPE-SAシリーズを象徴するのが、丸型とは明確に異なる三角断面のチタンサイレンサーと、アルミ削り出しエンドキャップ。ヤマモトレーシングが多くの車種で展開してきた、ひと目で「spec-A」とわかるスポーティなデザインである。

 

優雅でクラシカルなC125にあえてレーシーな三角サイレンサーを組み合わせることで、車体の印象は大きく変化。アップしたエキゾーストレイアウトとの組み合わせもあり、4種類の中ではもっとも“カスタムしている感”を強く楽しめる仕様と言えるだろう。重量は1.9kg、音量は87dB。価格は9万5,700円。

チタン

エキパイもサイレンサーもチタン 素材で選ぶならこれが王道

チタンエキゾーストの魅力をもっともストレートに味わえるのが、チタンサイレンサー仕様だ。エキゾーストパイプだけでなくサイレンサーにもチタンを採用することで、金属ならではの質感を車体全体で統一。派手なデザインで主張するというより、素材そのものの存在感で見せる仕様であり、C125が本来持つ上質感とも自然になじむ。

 

ヤマモトレーシングのチタンサイレンサーは、同社の他車種向け製品でも長年用いられてきた定番。カーボンほどレーシーに振りすぎず、アルミプレスほどクラシックにも寄りすぎない。その意味では、4種類の中でもっとも“王道のspec-A”と呼びたくなる仕上がりだ。

 

重量は1.9kg、価格は9万200円。“チタンエキパイなら、サイレンサーまでチタンでそろえたい”という人には有力な本命となりそうだ。

カーボン

クラシックなC125にあえて黒! カーボンが引き締める珠玉の一本!!

もっとスポーティに振りたいならカーボンサイレンサーがおもしろい。明るい金属色が中心になるチタンやアルミとは対照的に、黒いカーボンシェルがマフラーまわりを引き締める。C125のクラシカルな車体へレーシングパーツ然とした素材を組み合わせることで、純正とは明確に異なるキャラクターが生まれる。

 

ヤマモトレーシングでは他の125ccクラスでもカーボンサイレンサーを展開しており、チタンエキゾースト+カーボンサイレンサーという組み合わせはspec-Aではおなじみの構成だ。

 

重量は2.2kg。価格は8万8,000円で、意外にも今回の4タイプではもっとも手を出しやすい価格設定となっている。

 

純正然としたC125から少し距離を置き“スポーティなC125”を作りたいユーザーには、もっともキャラクターの立った選択肢になりそうだ。

 

まとめ|まだないものを作る! それがspec-Aの答えだった

YAMAMOTO RACING C125

スーパーカブC125は完成度の高いスタイルを持つからこそ、マフラー交換でも“何を付けてもいい”車両ではない。

 

アップタイプにすること。エキゾーストパイプをチタンで作ること。そして4種類のサイレンサーから、自分のC125に似合うキャラクターを選べること。

 

価格だけを見れば、確かに安価なマフラーではない。その価格も含めて、他社との差をつけるためにこだわった結果だ。

 

C125用マフラーに、またひとつ、しかもかなり濃い選択肢が加わった。

 

CONTACT

問い合わせ先
ヤマモトレーシング
電話番号
0595-24-5632
URL
https://www.yamamoto-eng.co.jp/

 

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