タンデム走行でポイントになるのはタンデマーの座る位置と姿勢。よく「荷物のように座る」と表現され、ライダーの操作のジャマにならないようにすることが重要だ。では、その“荷物”になるためにタンデマーはどのようにしたらいいのかを見ていこう。
写真:関野 温

プロインストラクターからのアドバイス
「タンデマーからの立場からすると、とくに二人乗り経験が少ないライダーの場合、不安感を少しでも減らしてソロと同じ感覚で操作できるように、ポジションなど干渉しないことが理想的です。そのためにはタンデマーが気をつかってあげることも大切。座る位置を確保しつつ安全性をたもつためには、ニーグリップを使いましょう」