YAMAHA MT-10 SP

YAMAHA MT-10 SPのハンドリングチェック

乗車姿勢
ヤマハ MT-10 SP(2022年モデル)乗車姿勢
身長:166㎝/体重:70㎏
着座位置に対して高めのグリップ位置と低めのステップにより、リラックスできるライディングポジションを構成。タンクは見た目にはボリューム感があるが、ライダー側が絞り込まれていてフィット感は良好だ
足つき性
ヤマハ MT-10 SP(2022年モデル)足つき
やや高めのシートはリッターバイクらしい設定。両足だと足先が地面につく程度だが、片足であれば半分ほど接地するので、そこまで不安は感じない。身長170㎝以上なら余裕もあるだろう
取りまわし
ヤマハ MT-10 SP(2022年モデル)取りまわし
マスの集中化が図られているが、大排気量車なのでそれなりの重量感がある。ただスーパースポーツよりもハンドル位置が高いぶん、押し歩きはしやすい。曲がるときは車体を腰に当てるなどして安定させること
Uターン
ヤマハ MT-10 SP(2022年モデル)Uターン
極低回転域でのアクセル操作に対するトルクの出方がスムーズなのに加え、マスの集中化が図られていることから、思ったよりもコンパクトにできる印象だ。とはいえ無理は禁物なので、広い場所で行ないたい

YAMAHA MT-10 SPでタンデムランチェック

ヤマハ MT-10 SP(2022年モデル)タンデム走行

ライダー:横田

タンデムシートに人が乗っても車体姿勢はそれほど変わらないため、ハンドリングへの影響はそれほど大きくない。トルクが豊かなので発進〜加速はスムーズそのもの。クイックシフトのおかげでギヤチェンジのショックも少なく快適に走れる

タンデマー:吉田

YZF-R1と比べると乗車しやすいと思ったが、タンデムステップが高い位置にあるので、最初は戸惑った。シートベルトとテールカウルをつかんで体を保持できるのだが、ステップ位置が高く、重心が後ろに下がってしまう…。できれば短時間にとどめたい

YAMAHA MT-10 SPのスペック

全長×全幅×全高
2,100×800×1,165(㎜)
軸間距離
1,405㎜
シート高
835㎜
車両重量
214㎏
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒・997㎤
最高出力
122kW(166㎰)/11,500rpm
最大トルク
112N・m(11.4㎏f・m)/9,000rpm
燃料タンク容量
17ℓ
燃費(WMTC)
15.6㎞/ℓ
タイヤサイズ
F=120/70-17・R=190/55-17
価格
218万9,000円

YAMAHA MT-10 SP 製品ページ

CONTACT

問い合わせ先
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号
0120-090-819
URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

※記事の内容はNo.249(2024年5月2日)発売当時のものになります

このインプレッションはNo.249に掲載されていました

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