軽快なハンドリングと扱いやすいエンジンで人気を集めるヤマハ・YZF-R7に、マジカルレーシングの新たなパーツが登場した。今回注目したいのは、レーシーな表情と防風性を高めるカーボントリムスクリーン、そして走行風をブレーキ冷却に生かすキャリパークーリングダクト。ルックスと機能、その両方からYZF-R7をアップデートする2アイテムを紹介しよう。
軽く、強く、機能的に! そしてカッコよく!!
マジカルレーシングは、FRPやカーボンを用いたバイク用ボディワークを得意とする日本のパーツメーカーだ。1978年の創業以来、レース活動を通じてつちかったノウハウを製品開発へフィードバックし、スクリーンやフェンダー、カウル、ミラーなど多彩なアイテムを送り出してきた。
同社が掲げる製品づくりのキーワードは『軽い・強い・機能的・カッコいい』。単に純正パーツをカーボンへ置き換えるのではなく、空力や冷却、軽量化といった機能まで盛り込むのがマジカルレーシングらしさだ。
速さを競うだけじゃない“操る楽しさ”がYZF-R7の武器

YZF-R7は、ヤマハのスーパースポーツ「YZF-R」シリーズに属するミドルクラスモデルだ。
心臓部には688㏄の水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒、いわゆる「CP2」エンジンを搭載。スロットル操作に対して扱いやすく、なおかつ力強く反応する特性を持ち、街中からワインディング、スポーツライディングまで幅広く楽しめるのが魅力だ。
そして2026年モデルでは、そのキャラクターが大きく進化した。新フレームや新スイングアーム、改良されたサスペンションに加え、軽量なスピンフォージドホイールを採用。さらに電子制御スロットルのYCC-T、6軸IMU、トラクションコントロール、スライドコントロール、双方向クイックシフターなど電子制御も充実した。
絶対的なパワーだけを追うのではなく、軽さとスリムさを活かしてコーナリングを楽しむ――。そんなR7だからこそ、空力や冷却といった部分を磨くマジカルレーシングのパーツとは相性がいい。
カーボントリムスクリーン
見た瞬間レーシー! 伏せれば、さらに効く!!

マジカルレーシングを代表するアイテムのひとつ、カーボントリムスクリーンだ。YZF-R7用は純正スクリーンに対して20㎜アップ。ライダーに当たる走行風を整え、防風・エアロプロテクション効果の向上をねらった形状となっている。高速道路やスポーツ走行など、速度域が上がるほど恩恵を感じやすいアイテムといえるだろう。
そして機能と同じくらい大きなポイントが、そのルックスだ。スクリーン下部をカーボン製トリムで覆うことで、フロントカウルからスクリーンまでのつながりが強調され、一気にレーサーライクな顔つきになる。トリム部分は平織りカーボンと綾織りカーボンを設定し、スクリーンもクリア、スモーク、スーパーコートから選択可能。愛車のカラーやカスタムの方向性に合わせて組み合わせられるのもうれしい。価格は税込3万7,400円から。2022年式〜に加え、2026年式YZF-R7にも適合する。
フロントブレーキ・キャリパークーリングダクト
そのダクト、飾りにあらず! 走行風を“制動力の味方”に!!

フロントブレーキまわりに装着するキャリパークーリングダクトは、小さなパーツながら目的は明確。前方から入ってくる走行風をブレーキキャリパーへ導き、冷却を促すためのパーツである。
ブレーキは連続して強く使うほど熱を持つ。とくにワインディングやサーキットのように加減速を繰り返す環境では、ブレーキまわりの温度管理が重要になる。マジカルレーシングでは、走行風による冷却でフェードやブレーキフルードの過熱を抑え、安定したブレーキ性能の維持につなげるとしており、同社によるテスト走行でも効果を確認したという。
もちろんカーボン製を選べば、フロントまわりのレーシーさも大幅アップ。ブレーキキャリパーへ伸びるダクトという、いかにもレーシングマシン然とした造形は、停車中でも強烈な存在感を放つ。
ラインナップはFRP製ブラックが2万6,400円、平織りカーボン製が4万4,000円、綾織りカーボン製が4万5,100円。こちらも2026年式を含む2022年式以降のYZF-R7に対応する。
見た目をレーシーにするだけでなく、レーシングパーツらしい理屈がきちんとある。そこが、このダクトの魅力だ。
CONTACT
- 問い合わせ先
- マジカルレーシング
- 電話番号
- 072-977-2312
- URL
- https://www.magicalracing.co.jp/





