二輪免許取得への第一歩! 教習所選び6つのポイントPart.2

前回のPart.1では、教習所を選ぶためのポイントとして

 

  1. 初めてなら公認教習所を選ぼう
  2. 自分の生活圏内+αにする
  3. いつ通うか?も重要

 

の3つの項目を説明したが、Part.2では引き続き残りの3つのポイントについて紹介していこう。

プランやキャンペーンを賢く利用

教習所は、スタンダードなプランのほかに、それぞれ独自の教習プランを展開している。たとえば時間内に終了するかが不安な人は、オーバーした教習時間や再試験の料金がかからないプラン、いちいち予約を取るのが面倒な人は専属プランナーに予定を丸投げできるプランなど、自分のニーズに合ったプランを提供する教習所を探してみよう。また、送迎バスの有無や託児施設があるなど、あるとうれしいサービスの内容や充実度合いで決めるのもいい。

 

キャンペーンも然りだ。“バイク用グローブをプレゼント”“早割”“普通二輪+大型二輪で割引”などなど、そのときどきでさまざまなキャンペーンが行なわれているので、教習所探しの際は忘れずにホームページを確認したい。

 

ここで、さらに耳寄りな情報をお伝えしておくと、キャンペーンは、教習所が展開する以外にも、バイクメーカーや販売店が行なっているモノもある。その多くは、メーカー指定のお店でそのメーカーのバイクを購入したり、販売店でバイクを購入した人を対象に、免許費用の一部をサポートしたりオプションのアクセサリーをプレゼントする、といった内容だ。免許取得後にバイクを購入する予定があるなら、こういったキャンペーンを併用することで、より“お得”にバイクライフをスタートすることができるだろう。

大型なら車種で選ぶのもアリ

大型二輪の教習に通う予定で、クルーザータイプのバイクに乗りたいと思っている人の場合、ハーレーダビッドソンで教習を受けられる教習所という選択肢もある。大型二輪教習で使用される車種として一般的なのは、ネイキッドタイプのバイクだが、一部の教習所ではハーレーダビッドソンのモデルを使用したプランを用意しているところがあるのだ。

 

クルーザータイプとネイキッドタイプでは、当然ながらライディングポジションやフットポジション、前後のブレーキバランスなど、乗車感や操作感は異なる。だから乗りたいバイクのジャンルがクルーザーと決まっているなら、教習時からそういったモデルで練習すれば、車種の特徴をつかみやすく、いざ公道でバイクに乗り始める際も違和感なくバイクライフがスタートできるというわけだ。

 

 

ハーレーダビッドソンジャパンのオフィシャルウェブサイトでは、ハーレーで教習を受けられる教習所をはじめとした全国のパートナー教習所を検索できるようになっているので、気になる人はチェックしてみよう。

合宿免許という選択肢も

教習所を選ぶ際の2つ目のポイントとして、Part.1では「生活圏内にあることが絶対条件だ」と説明したが、じつは例外もある。それが“合宿免許”だ。合宿免許とは、一定の期間、宿泊施設に滞在しつつ運転免許取得のための技能・学科教習を集中して受けることで、ほとんどの場合、住んでいる場所から離れた地域の教習所で行なわれる。

 

現在の合宿免許では、宿泊は相部屋プランだけでなくシングルルームも一般的。教習所の中には、ヘルシーな食事やセキュリティ対策、豊富なアメニティなど女性向けに特化していたり女性専用のプランを用意するところや、ビジネスホテル並みの宿泊施設を直営しているところもある。

 

合宿免許は通学しながら免許を取得する場合と比べ、スケジュールがすべて組まれているので毎回予約を取るような手間がない、普通二輪免許取得なら最短で9日程度と短期集中で取得できる費用が割安といったメリットがある。反面、まとまった休みが必要になるため、日々仕事をする社会人は参加しづらいのと、教習時間を自由に選ぶことができない(自由度が制限される)というデメリットも。利用できるのは夏休みや春休みといった長期休みが取れる学生がメインになるだろう。

 

 

通学免許にせよ合宿免許にせよ、当然ながらそれぞれにメリット・デメリットがある。重要なのは、自身のライフスタイルや状況、ニーズなど、何を一番に優先したいかを見極めて選ぶこと。せっかく新しいことにチャレンジするのだから、教習所選びを成功させて、お得に賢く、楽しいバイクライフを手に入れよう

 

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